掃除と断捨離の違い

部屋が片付けられない人の多くは、物がありすぎるので、掃除をしてもすぐに散らかってしまいます。掃除をすれば一瞬は綺麗になるので、片付けた、掃除をした、という達成感を味わえます。しかし掃除をしても、生活スタイルや考え方を変えない限り、時間が経てばまた部屋は散らかっていきます。

断捨離はその言葉が表しているように、物を断つ、物を捨てる、物から離れる、という意味があるので、掃除とは少し違います。片付けに必要なのは掃除であるケースもありますが、常に部屋が散らかっていて、掃除をしてもすぐに物が散らかる場合は、断捨離が必要なのかもしれません。

掃除は物をタンスや棚に戻し、掃除機やモップがけで部屋を綺麗にする事です。目に見える範囲は綺麗になりますが、所有物の量は減っていないので、すぐに散らかってしまうでしょう。断捨離をすれば、不要な物を処分できるので、所有物の量は減り、収納スペースにも空きが出ます。本当の意味で片付けるというのは、最初に断捨離をして、その後掃除をし、綺麗な状態を維持する事です。掃除をして綺麗になっても、時間は経てば散らかってしまうなら、断捨離が必要な時期だと考え早めに実践すれば悪循環に陥る事もありません。